1000枚→500枚でほぼ変わらない?
印刷代が1000枚→500枚でほぼ変わらないって、みなさん知っていましたか?
そして、枚数で印刷方法が変わっています。
50枚や100枚といった少ない数を印刷する際はオンデマンド印刷。
多く枚数を印刷する場合は、オフセット印刷という2種類の方法があります。
オフセット印刷は大ロットの印刷に向いていて、刷版(CTP版)を出力してオフセット印刷機にかけ、
印刷していく方法です。
オンデマンド印刷は小ロットの印刷に向いていて、原稿データから直接印刷していく方法になります。
オンデマンド印刷のデメリットは、大ロットになればなるほど通し単価がかさむということです。
一度に4丁、8丁と面付けして刷ることができるオフセット印刷に比べて、インク代やトナー代がプラスでかかってしまうのです。
そのため、多くの印刷会社は受注した仕事の状況や印刷内容に応じて、オフセット印刷とオンデマンド印刷を使い分けながら作業を行っています。
ではなぜ、1000枚→500枚でなぜ半額にならないのか!?
オンデマンド印刷とオフセット印刷には大きな違いがあります!
1.印刷用紙代
2.データ作成費(WordやExcel、PowerPointなどのデータを変換し、塗り足しや画像処理などをおこなう費用)
3.面付け、CTP版出力費用(作成したデータを面付けし、刷版を出力する費用)
4.印刷費用(印刷の状態を検査する試し刷り作業後、本刷り作業を行う費用)
5.製本加工費用(断裁し、A4規格などのサイズに仕上げる費用、包装代を含む)
2.のデータ作成費、3.の面付け、CTP版出力費用は固定費で変わらず、4.の印刷費用、
5.の製本加古費用も500枚と1000枚とではほとんど作業時間と工数が変わらないことになります。
唯一変わるのは1.の印刷用紙代ですが、これも全体に占める役割が低いため、用紙代が半額になってもすべての経費からするとほとんど変わらないという結果になります。
ですから、本当に何枚刷りたいのかを見極め、適切な枚数を発注することが大切です。
500枚印刷した後に、プラスで500枚印刷することになると、ほぼ2倍の費用がかかってしまいますが、
最初に1000枚印刷しておけばそこまでの費用がかからずにすみます。
印刷をご検討の際には、ある程度余裕持った枚数をご注文することをオススメしています。
気になることがありましたら、ご連絡お待ちしております。
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