印刷データの入稿で気をつけたい5つのポイント ~失敗しない印刷物づくりの基本~
印刷物の仕上がりを左右する大切な工程が「データ入稿」です。
どんなにデザインが素敵でも、データに不備があると、色ズレ・文字化け・断裁ズレなど、思わぬトラブルにつながることがあります。
今回は、印刷会社にデータを入稿する際に最低限おさえておきたい5つのポイントを、プロの視点からわかりやすく解説します。
✅ 1. カラーモードは「CMYK」に設定する
デザインソフト(IllustratorやPhotoshopなど)でデータを作るときは、必ず カラーモードを「CMYK」 に設定しましょう。
画面上の色(RGB)は光の三原色で構成されており、印刷の際にはインクの三原色(CMY)+黒(K)に変換されます。
RGBのまま入稿すると、印刷時にくすんだ色や、想定と違う発色になることがあります。
💡 ポイント:
データ作成の最初の段階で「CMYK設定」にしておくと、トラブルを防げます。
✅ 2. フォントは「アウトライン化」または「埋め込み」
フォントは、環境によって表示が変わることがあります。
印刷会社側のPCにそのフォントが入っていないと、文字化けやレイアウト崩れが発生することも。
そのため、入稿前に必ず フォントをアウトライン化(または埋め込み) しておきましょう。
- Illustratorの場合:「文字」→「アウトラインを作成」
- **PDFの場合:**フォントが埋め込まれているかプロパティで確認
💡 注意点:
アウトライン化すると文字の修正ができなくなるため、必ずデータのコピーを保存してから行いましょう。
✅ 3. 塗り足し(3mm)をつける
印刷物を断裁する際、わずかなズレが生じることがあります。
そのズレによって、背景に白い“フチ”が出てしまうのを防ぐために、塗り足し(トンボの外側3mm)を設けましょう。
- 背景色や写真は、仕上がりサイズより上下左右3mmずつ大きく配置
- 文字やロゴは、仕上がり線から3mm以上内側に配置
💡 例:
A4サイズ(210×297mm)の場合、塗り足し込みで216×303mmが目安です。
✅ 4. 画像の解像度は「300dpi」が目安
印刷では、**解像度300dpi(ピクセル/インチ)**が基準です。
Web用画像(72dpi)を使用すると、印刷時にぼやけたり荒く見えたりします。
特に写真やロゴを使用する場合は、原寸サイズで300dpi以上の画像を用意しましょう。
拡大して使う予定の画像は、あらかじめ高解像度のものを準備しておくのが安心です。
✅ 5. データ形式と入稿方法を確認する
印刷会社によって、対応している**データ形式(AI/PDF/EPS/JPEGなど)**や、
**入稿方法(メール・オンライン入稿・ファイル転送など)**が異なります。
必ず入稿前に、印刷会社の「入稿ガイド」を確認しておきましょう。
また、ファイル名をわかりやすく整理しておくと、入稿後の確認もスムーズです。
💡 例:
「チラシ_A4_表面.ai」「チラシ_A4_裏面.ai」など、用途が一目でわかるファイル名に。
✨ 入稿前チェックリスト
最後に、印刷前の最終確認リストをまとめました。
印刷会社へデータを送る前に、ぜひチェックしてみてください👇
| チェック項目 | 確認 | 
|---|---|
| カラーモードがCMYKになっている | ✅ | 
| フォントをアウトライン化/埋め込み済み | ✅ | 
| 塗り足し3mmがついている | ✅ | 
| 画像解像度が300dpi以上 | ✅ | 
| データ形式・入稿方法を確認済み | ✅ | 
これらを守るだけで、印刷トラブルの多くを防ぐことができます。
💬 まとめ:データの準備で仕上がりが変わる!
印刷データの入稿は、ほんの少しの確認で仕上がりが大きく変わります。
基本をおさえて入稿することで、スムーズかつ美しい印刷物を作ることができます。
「印刷データの作り方が不安」
「入稿データを確認してほしい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
当社ではデータチェックや修正のサポートも承っております。
お客様のデザインを、最高の形で印刷物に仕上げるお手伝いをいたします。
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