印刷オプション加工の種類を徹底解説！

「他と差別化できる印刷物を作りたい！」そんなときに効果的なのが“オプション加工”です。
名刺、パンフレット、パッケージなど、印象をグッと引き上げてくれる加工技術を、わかりやすくご紹介します！

オプション加工ってなに？

印刷物に質感や機能を加える追加工程のことを「オプション加工」と呼びます。
視覚的・触覚的なインパクトを高めたり、印刷物の保護を目的に使われることもあります。

代表的な加工種類と特徴

1. PP加工　～光沢 or マットで印象が変わる！～

【種類】

　・グロスPP（光沢）： ツヤが出て鮮やかな仕上がり。色が濃く見える。
　・マットPP（つや消し）： 落ち着いた上品な質感。指紋が付きにくい。

【メリット】

　・印刷面の保護になる（キズ・水・汚れに強い）
　・高級感を演出できる

【よく使われる用途】

　・名刺（特にデザイン系）
　・パンフレットの表紙
　・商品パッケージ

2.箔押し　～キラッと光る高級感！～

【原理】

加熱した金属版を使い、箔フィルムを紙に転写する加工。

【箔の種類】

　・金、銀、ホログラム、白、黒、透明など多彩！

【メリット】

　・他の印刷物と差がつくインパクト大
　・ブランドやロゴの強調に最適

【注意点】

　・細かい線や小さな文字には不向き（潰れやすい）

【よく使われる用途】

　・高級名刺
　・化粧品パッケージ
　・記念冊子の表紙

3. UVニス加工　～光沢＋立体感の演出に～

【原理】

UV（紫外線）で硬化する透明なインクを塗布する加工。

【種類】

　・全面UV： 全体にツヤを出す。
　・部分UV（スポットUV）： 一部だけツヤを出してアクセントに。

【メリット】

　・光沢による視覚効果
　・立体的な表現が可能（特に部分UV）

【よく使われる用途】

　・ポストカード
　・名刺やDM
　・高級カタログ

その他にもこんな加工があります！

加工名	特徴	主な用途
エンボス（浮き出し）	表面を浮かせる立体加工	招待状、名刺
デボス（凹み）	表面をへこませる加工	ロゴ・タイトルなど
ニス引き	ツヤ出し用の透明インクを塗布	書籍のカバーなど
トムソン加工	型抜きによる自由な形状加工	パッケージ、POP

まとめ

オプション加工を施すことで、印刷物の印象は大きく変わります。
「高級感を出したい」「長持ちさせたい」「触って印象に残したい」など、目的に応じて最適な加工を選びましょう。

弊社では、用途やご予算に合わせて最適な仕様をご提案いたします。
ぜひお気軽にご相談ください！

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