梅雨でも安心!紙が波打ちしにくい保管方法
6月の梅雨時期は、印刷物にとって大敵の「湿気」が増える季節です。
「チラシが波打ってしまった」「冊子が反って見栄えが悪くなった」などのお悩みも多くなります。
今回は、印刷会社の視点から、紙が波打つ原因と保管方法のポイントをご紹介します。

なぜ紙は波打つの?
紙は木材由来の繊維でできているため、空気中の湿気を吸ったり吐いたりしています。
特に梅雨時期は湿度が高くなることで、
- 紙が湿気を吸収する
- 一部分だけ膨張する
- 表面と裏面で伸縮差が出る
といった現象が起き、紙が波打ったり反ったりします。
チラシ・ポスター・冊子など、面積が大きい印刷物ほど影響を受けやすい傾向があります。
湿気で起きやすい印刷物トラブル
チラシがふにゃっとする
配布前なのに見た目が悪くなり、清潔感も下がってしまいます。
冊子が反って閉じにくい
ページがめくりにくくなり、読みづらさにつながります。
ポスターがきれいに貼れない
壁面で浮きやシワが発生しやすくなります。
紙詰まりの原因になることも
コピー機やプリンターで湿気を含んだ紙を使うと、給紙トラブルが起こる場合があります。
梅雨時期の保管ポイント
1. 床に直接置かない
段ボールや紙を床置きすると、床から湿気を吸いやすくなります。
パレットや棚の上に置くだけでも効果があります。
2. 開封後はなるべく密閉する
使用途中の紙は、包装を開けっぱなしにしないことが重要です。
- 元の包装に戻す
- ビニール袋で覆う
- 密閉ケースを使う
など、空気との接触を減らしましょう。
3. エアコン・除湿機を活用する
湿度が高い日は、除湿を行うだけでも紙の状態が安定します。
理想的な保管環境は、
- 温度:20〜25℃
- 湿度:50〜60%前後
とされています。
4. 急激な温度差を避ける
冷房の風が直接当たる場所や、屋外との温度差が激しい場所では、結露のような状態が起こることがあります。
紙は意外とデリケートなので、保管場所も重要です。
印刷会社目線の「梅雨に強い紙選び」
実は、紙によって湿気への強さは異なります。
例えば、
- 厚みのある紙
- コーティング加工された紙
- 耐水性のある用紙
などは比較的影響を受けにくい傾向があります。
用途によっては、ラミネート加工や耐水紙を選ぶことで、見た目や耐久性を維持しやすくなります。
「屋外掲示したい」
「長期間きれいに保管したい」
といった場合は、用途に合った紙選びがおすすめです。
まとめ
梅雨時期は、紙にとって過酷なシーズンです。
しかし、少し保管方法を工夫するだけで、印刷物の品質をきれいに保つことができます。
特に、
- 湿気を避ける
- 密閉する
- 保管場所を見直す
この3つが大切なポイントです。
印刷物の用途や保管環境に合わせて、最適な紙選びや加工方法をご提案することも可能です。
お気軽にご相談ください。
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