紙の「T目」「Y目」ってなに?


こんにちは。今日は、印刷にちょっと関わったことがある人なら一度は耳にする 「T目」「Y目」 について、お話してみようと思います。

■ T目・Y目は“紙の性格”みたいなもの

紙には、見た目ではわからない “クセ” のようなものがあります。
そのひとつが 「紙の繊維がどちら向きに流れているか」 という点。
そして、この方向のことを印刷では 紙目(かみめ) と呼び、主に T目Y目 の2種類があります。

■ T目とは?

T目(縦目)は、
「紙の長辺に沿って繊維が流れている状態」 のこと。

たとえばA4なら、長い方(297mm)に沿って繊維が流れています。

■ Y目とは?

Y目(横目)は、
「紙の短辺に沿って繊維が流れている状態」 のこと。


同じくA4なら、短い方(210mm)の向きに繊維が流れているイメージです。

■ 紙目が違うとどうなるの?

紙の繊維は、曲がりやすい方向と曲がりにくい方向があります。
そのため、紙目を意識しないと――

  • 折り目が割れやすい
  • 製本したときにパカッと開きにくい
  • 綴じた冊子が丸まりやすい

など、仕上がりに影響が出てしまうことも。

逆に、紙目に合わせて加工すると、

  • 表紙が気持ちよく開く
  • 折り加工がきれい
  • 冊子がピシッとまとまる

と、なんだか「整ってるな〜」と感じられる仕上がりになります。

■ どんなときに気にすればいいの?

実は、名刺やチラシなどの単体の印刷物だと、それほど大きく影響しないこともあります。

でも、

  • 冊子を作る
  • 折り加工がある
  • 厚紙を使う
  • 長期間保管する印刷物を作る

こういった場面では、紙目を意識することで仕上がりに差が出ます。

■ 迷ったら印刷会社に聞いちゃいましょう

「T目がいい?Y目がいい?」
最初のうちはピンとこなくても大丈夫です。

用途や加工方法によって最適な紙目は変わるので、迷ったときは気軽にご相談ください!



追伸…

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